天然酵母でパンケーキのレシピ。卵なしやストレート法でも作れます

お菓子のレシピ
天然酵母のパンケーキ
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お菓子の生地を膨らませるものと言えばベーキングパウダーまたは重曹を使用するのが定番ですが、せっかく天然酵母があるなら、無添加で美味しいパンケーキを作りませんか?

天然酵母でアレンジレシピを考えることが好きな天然酵母歴10年の私ノムが、天然酵母の元種や液種(フルーツ酵母などの酵母液)を使ってベーキングパウダー無しでふっくらホットケーキを焼く方法をご紹介します!

天然酵母を使った場合、ケーキの生地を酵母菌の力で膨らませるので、ベーキングパウダーを使う必要はありません。
ベーキングパウダーのアルミニウムが気になる人や、ベーキングパウダーを使用したときに感じるパサパサ感が気になる人にはもってこいです。

また、できるだけ自然発酵したもので食べ物を作ったり、発酵食品を摂取したいと考えている人にもいいですね。

天然酵母パンケーキは卵なしやストレート法でも作れるので、アレルギー対応や健康志向の方にもおすすめです。もちろんホットケーキミックスも不要です。

ぜひ、酵母の力でもっちりふわふわになるパンケーキを試してみて下さい。

天然酵母の元種でパンケーキを作るレシピ

天然酵母でパンケーキを作る材料は、通常のホットケーキと特に違いはありません。

違うのは、ベーキングパウダーの代わりに天然酵母の元種を入れること。(酵母液をそのまま使うストレート法は後述します。)
元種の作るときの捨て種(元気なもの)を有効活用するのもいいですね。

発酵させて作るので、薄力粉よりも強力粉を多めに入れる方がふんわりと仕上がります。
お好みで全粒粉やライ麦粉を混ぜて作るとよりヘルシーになりますよ。

👉ライ麦粉・全粒粉・強力粉の違い|元種に使うならどれがおすすめ?

では、パンケーキの材料と作り方をご紹介します。

天然酵母パンケーキの材料

材料は通常のパンケーキとほぼ同じ。

強力粉 100g
薄力粉 80g
天然酵母の元種 60g
卵 1個
牛乳 140g
砂糖 20g
塩 ひとつまみ
バター 焼くとき用に適宜

強力粉100%で作るとキメの細かな生地に仕上がりますが、薄力粉を混ぜたり、準強力粉で作っても大丈夫です。
牛乳を豆乳に変えてもいいですね。

牛乳の量で記事の固さを調節してみて下さい。厚みのあるホットケーキにしたい場合は固めの生地で、薄いパンケーキにしたい場合は緩めの生地に仕上げます。

天然酵母パンケーキの作り方

では、作り方です。

1.卵を溶きほぐし、砂糖と塩を入れて馴染んだら牛乳を混ぜます。(卵と牛乳は常温に戻しておくといいです。)

2.天然酵母の元種と強力粉を入れます。
元種はブチッと大さじ1くらいに小さく切って入れると混ぜやすいです。発酵時間は酵母の種類や強さ、気温によって大きく変わってきますが、夏場で2時間~3時間くらいでした。
発酵の目安は、プツプツと小さい泡が出て、全体的に2倍くらいに膨らんだらOK!

天然酵母で作るパンケーキと通常のパンケーキとの違いは、発酵時間を置くこと。私は朝食に焼くことが多いので、その場合は夜に仕込んで冷蔵庫の野菜室で低温発酵させます。
そうすると、朝起きてから焼けるので便利で気に入っています。また、じっくり発酵させるので味わいも深くなりました。

3.通常のパンケーキと同じようにフライパンで焼きます。

天然酵母パンケーキ

💡温めたフライパンを1秒ほど濡れ布巾の上に置いてから焼くと、生地全体がムラなく焼き色が付きます。

中火よりの弱火で約4分、生地の表面がうっすら乾いて表面にプツプツと泡が出てきたらひっくり返します。

ひっくり返す目安はこれくらい

ひっくり返したら反対側も焼きます。
反対側は1分くらいで大丈夫。

分厚いホットケーキにしたい場合は、フタをして弱火でじっくり焼きましょう。

4.出来上がったらメイプルシロップやハチミツ、バターを乗せて頂きます。
ジャムやフルーツ、チョコレートシロップなどで色とりどりに飾っても可愛いですね。

何枚か続けて焼くときは、ずっと弱火でもフライパンが熱くなりすぎるので、1枚焼いたら一旦フライパンを火から離して温度を調整して下さい。

バターがジューっと勢いよく溶ける場合は温度が高過ぎです。

天然酵母液でパンケーキ ストレート法

元種ではなくフルーツ酵母などの酵母液を使ったストレート法でパンケーキを焼くことができます。
発酵に時間は掛かりますが、天然酵母の香りがより漂うのがいいですね。

特にストレート法は元種を使うよりもフルーツの香りが生きてきます。
より風味豊かなパンケーキを楽しみたい場合はストレート法もおすすめです。

👉自家製レーズン酵母の作り方

天然酵母ストレート法のパンケーキレシピ

元種と同じような分量で計算しました。

強力粉 120g
薄力粉 90g
天然酵母の液種 80g
卵 1個
牛乳 90g
砂糖 20g
塩 ひとつまみ
バター 焼くとき用に適宜

作り方は

1.卵を溶きほぐし、砂糖と塩を入れて馴染んだら牛乳と酵母液を混ぜます。(卵と牛乳は常温に戻しておくといいです。)
2.粉類をしっかり混ぜます。→発酵させます。

3.一晩かけて冷蔵庫で発酵させたらフライパンで焼きます。

天然酵母ストレート法のパンケーキ 発酵時間

ストレート法のパンケーキも元種法と同じく発酵時間は酵母の元気さや気温にもよりますが、卵や乳製品が入るので夏場は長時間の常温発酵より冷蔵庫の野菜室でじっくり発酵させる方法をおすすめします。

発酵の目安は、プツプツと小さい泡が出ていれば焼いても大丈夫です。
なかなか気泡が出てこない、発酵してるのか不安、という場合は、少しだけフライパンに乗せて焼いてみて下さい。

全く膨らまなければ発酵していないので、ベーキングパウダー10gを追加して焼きます。

天然酵母でパンケーキ FAQ

天然酵母のパンケーキは全粒粉でも焼ける?

天然酵母パンケーキは、もちろん全粒粉でも作ることができます。
私は100%全粒粉ではなく、全体の2割くらいを全粒粉にするとほどよく色付き美味しく仕上がりました。
全粒粉を混ぜると食物繊維も豊富で食べ応えのある仕上がりになります。

天然酵母と米粉のパンケーキ

天然酵母で米粉でパンケーキを作る場合。製菓用ではなく製パン用の米粉で作ることをおすすめします。おすすめの製パン用米粉はこちら!

天然酵母でパンケーキ卵なしレシピ

天然酵母でパンケーキを作る際、卵なしでも作ることができます。
ヘルシーに、アレルギー対策にもいいですね。その場合、卵の分量分を牛乳や豆乳に変えます
卵1つMサイズで50gくらいなので、上記レシピに牛乳を50g足します。

天然酵母でパンケーキのレシピ まとめ

子供も大好きなパンケーキ。ベーキングパウダーを入れてササッと作るのもいいですが、天然酵母ならではのもっちりふわふわ感はクセになります。

いつもと食感の違ったパンケーキで、おやつや朝食の気分も上がります。無添加なのも罪悪感がなくていいですね!ぜひ、食卓の変化に楽しんでみて下さい。

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